マイ・グラティチュード・ジャーナル

感謝記録で、日々の物事の良い面に気づく習慣

Tags: 感謝記録, 習慣化, 心の習慣, 日々の暮らし, 心のゆとり

日々の生活で、ついネガティブな面に目が行きがちではありませんか

私たちの日常には、大小さまざまな出来事があります。その中で、私たちは時に、うまくいかなかったことや、少し嫌なことに心が囚われてしまいがちです。電車が遅れた、思っていたより仕事が進まなかった、些細なことで家族と意見が食い違った。そんな出来事があると、一日全体がなんとなくうまくいかなかったように感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし、同じ一日の中でも、必ず何か良い出来事や、感謝できる瞬間があるはずです。ただ、それに気づく余裕がなかったり、意識が向かなかったりするだけなのかもしれません。心がネガティブな側面にばかり焦点を当ててしまうと、それが習慣となり、日々の満足感や心の穏やかさを感じにくくなってしまうことがあります。

感謝の記録がもたらす「良い面を見つける力」

そこで役に立つのが、「感謝の記録」という習慣です。感謝の記録は、特別なことや大きな出来事に感謝するだけでなく、日常の中で見過ごしがちな「良かったこと」「ありがたいこと」に意識的に目を向け、それを書き留める行為です。

この習慣を続けることで、私たちの物の見方が少しずつ変わってきます。ついネガティブな側面に引きずられそうになったときでも、「でも、こんな良いこともあったな」と思い出すことができるようになります。これは、私たちの心が自然とポジティブな情報に注意を向けるように訓練されるようなものです。

具体的に何を、どのように記録するのか

感謝を記録することは、決して難しく考える必要はありません。完璧を目指す必要もありませんし、立派な文章を書く必要もありません。記録する内容は、本当にどんなに小さなことでも構わないのです。

例えば、

このように、五感で感じたこと、当たり前だと思っていたこと、誰かの行動、自分自身の状態など、何でも記録の対象になります。大切なのは、「これは良かったな」「ありがたいな」と感じたその瞬間の気持ちを捉え、書き留めることです。

当サイト「マイ・グラティチュード・ジャーナル」のようなツールを利用すれば、場所を選ばず、短い時間で手軽に記録を残すことができます。日々の記録を振り返る機能を使えば、自分がどんなことに感謝を感じやすいのか、どんな良い出来事があったのかを後から見返すことも容易になり、習慣を続ける助けとなります。

感謝の記録を習慣にするためのヒント

感謝の記録を日々の習慣にするためには、いくつかの小さな工夫が役立ちます。

  1. 時間を決める: 朝起きた後、お昼休み、寝る前など、一日のうちで記録する時間を決めておくと忘れにくいでしょう。
  2. 他の習慣とセットにする: 「朝食後に記録する」「歯磨きの前に記録する」など、既に習慣になっている行動とセットにすると、自然と記録のタイミングが生まれます。
  3. 短時間で済ませる: 最初は1つか2つ、思いついたことを簡潔に書くだけで十分です。数分で終わらせるつもりで始めると、負担になりにくいです。
  4. 完璧を目指さない: 毎日欠かさず記録しようと気負う必要はありません。もし記録できなかった日があっても、気にせずに次の日から再開すれば良いのです。

小さな習慣がもたらす心の変化

感謝の記録を通じて日々の出来事の良い面に目を向ける習慣は、私たちの心の状態に穏やかな変化をもたらします。ネガティブな情報に囚われにくくなり、日常の中に潜む小さな幸せや恵みに気づきやすくなります。

この小さな習慣が、あなたの毎日を少しでも明るく、そして心を穏やかに保つ手助けとなれば幸いです。今日から、あなたの「良い面を見つける習慣」を始めてみてはいかがでしょうか。